済生会の仕事 作業療法士の仕事
育児・介護などの私生活と仕事の両立支援を積極的におこなっています
作業療法部門の仕事
作業療法では、ベッドや床から起きて座る、立つといった基本的な動作能力から、食事や排泄、家事等の応用的動作能力、さらに在宅での生活や地域活動への参加といった社会適応能力を維持、改善し、その人らしい生活の獲得を目標にリハビリに取り組んでいます。当院では、上腕骨近位端骨折や橈骨遠位端骨折等の運動器疾患、脳卒中やパーキンソン病等の脳血管疾患、呼吸器や循環器等の内部障害や廃用症候群等、多様な疾患を対象にしています。介入時期については、発症直後や術後早期のベッドサイドでの介入から始まり、回復期段階では、作業療法室や病棟でADL練習を行いながら、必要に応じて退院前に自宅を訪問して住宅改修へのアドバイス等を行い在宅復帰を支援しています。また、退院後も外来や訪問リハビリテーションを必要に応じて実施し、様々な時期のニーズに応じた、総合的なリハビリテーションサービスの提供を目指しています。
働くスタッフ
作業療法士は6名と少人数ですが、ベテランから若手までバランスよく在籍しています。少人数だからこそ何か相談ごとがあればすぐに先輩たちに相談できる環境にあります。また、新人教育として業務指導担当者を決めてきめ細やかに指導を行っています。